近所の居酒屋で 「今日、潮干狩りに行ってきたのよー」 と、大量の浅利と青柳を見せてもらった。 「明日には砂が抜けている」 というので、また明日と店を出て 「生姜醤油で青柳を」 というメールが届いたので 「また来ました」 と、暖簾をくぐった。 青柳はバカガイと呼ばれていて、それは諸説あるらしいけれど とにかくバカみたいにたっくさんとれるという説が1つ。 そんなわけで大漁な青柳は「2kgまで」に含まれないために取り放題なのだけれど、みんな捨てていってしまうという貝。 「これ、たいへん。塩で砂吐かないから、軽く茹でて、一個一個手で砂出すのよー」 なるほどなるほど。 でも、こんなにおいしいんだったら、やっぱりリュックに背負ってくるよねー、砂出す出すーとか言いながら、ペロペロ完食。 こんど、潮がいい感じのときには、いっしょに貝をとりにいくという約束をして、深夜の暖簾を道路っかわにくぐった。 なんだか、頭がでろでろだ。 -----