会社に行ける。 -----
音楽は、歌謡曲がいちばんすきです。 作曲家と作詞家が仕事をしている、時代の音楽がすきなのです。 時代はすぐに過ぎてしまうように アイドルは旬を過ぎてしまったら、姿形を変えてしまい 「育ってしまう」ことの賞賛と、悲しみが、醍醐味であります。 女は変化を求める生き物なので 当然のことながら、育ちやすく いろいろな感情のなかで、見せる表情や声や表現に わたしは、どきどき、クラクラしてしまいます。 アイドルや女優のCDは、音楽家のそれとは全然違うので 作り込まれた物でありながら、特別に感情的で、買わずにはいられない。 和久井映見、広末涼子、宮沢りえ、吉川ひなの、渡辺満里奈、深津絵里、乙葉、ともさかりえ、綾瀬はるか、新垣結衣とか、アイドルグループとしてのアイドルたちとか。 今はグループとしては、なんたって『AKB48』。 モーニング娘。のリーダーを決めた部活っぽい硬派さ(雰囲気ね)から、順位別のキャバクラっぽいえげつなさ(でも、実際はえげつないのを見せるか隠すかの違い)に形を変えて、とにかく今っぽいアイドル。 とにもかくも、強靭な精神力がなくちゃやってられない。 とにかくすごい。すごいのです。 女子のわたしにとっては グアムでの水着写真、とかはあんまり面白くないのだけれど 女子高生をまるごと詰め込んだ1冊とか言われたら、ちょっと弱い。 知っている空気がそこにあって、当然すごく濃密で、ときどき、すごくきれい。 前田敦子は、とてもきれいなおんなのこだと、思いました。 -----
こけし屋は古い洋菓子店で、ケーキの種類に 「昔」という時代の名残りが、のっかったり、はさまったりしている。 すっかり古くなってしまったものは、もはや時代遅れではなく わたしたちが見ることができなかった色や、感じることができなかった空気を、伝えてくれる大事な歴史だ。 流行り廃りながら、くるくると回って生きていくわたしたちが ぽつん、ぽつんと、置いてきた、道標の小石のようでないか。 と、ロマンチックな気持ちになったりする。 というところが、こういう店の素敵。 ケーキの値段は170円〜300円台後半と、あまりに幅広い。 自立していて、実直で、いい。 わたしは『こけし屋風クレープ』と頼んだ。 熱したブランデーがたっぷりかかって、ふにふにとやわらかい。 クニクニ切りながら、ぺしゃぺしゃ喋りながら、丁度いい。 ともだちが頼んだ、ミルフィーユ。 天気もよい西荻窪で、どうでもいい話をたくさんした。 さまあーずで言うところの「電波に乗らないような話」。 自らが生み出す、素朴な疑問を、たいせつに☆ -----
五十子友美さんのポストカード展に行きまして、西荻窪。 人気のパン屋さんでお昼ごぱんを買ってみました。 ぶどうぱん。2つがくっついたのが2つ入りで120円。 コッペパンを思わせる、乾いた皮の食感。 親指で押してみると、みるみるヒビが入る。 これは好きなタイプです。 どんどん押して、ヒビ、ヒビ、ヒビ。 てっぺんのお砂糖と干し葡萄が、じわじわと甘い。 公園の陽射しがあつい。 人気商品のベーグルは、めずらしいほうの揚げパンにしました。 きなこ。 噛み切れなさがたのしく、おいしく、ベーグルらしくはあるのですが、相当すごい口まわりになります。 一貫した食感を目指しているパン屋さんかと思われます。 わたしは、すき。 -----
白いのでもなく、野菜のでもなく ふつうの黒いかりんとうが個人的に流行っている。 ぽりぽりぽりぽり。 おかげで、前歯のうらっかわのちょいと突起している歯茎が痛い(フランスパンの食べすぎでも、よくそうなる)。 春はなにかが流行りやすい(個人的に)。 良くも悪くも、こころが乱れやすい季節ということか。 ついでに春になると 当然のように新しい服とか新しい髪型とかが気になるわけですが 30代の雑誌がどうもつまらんっっっっ!!!!!! できれば20代の延長でありたく、大人っぽさもうまく練りこみたく という、いかんせん消極的なテーマではあるまいか。 年代というよりは、ジャンル別スタイル別人生別になっているといえばそうだけれど、ファッション誌はもうすこし強いものを発しているべしと思う身としては、やっぱり消極的。 かといって、人生をあまり導かれる、えげつない40代雑誌もこわい。面白いけど、こわいよ。 そこへいくと 『HERS』はよく出来ているのではないかと思われます。 この50代雑誌は、創刊当時からしたいことがはっきりしていて ファッションにどうしたって消極的になりやすい世代に 「きちんと自分を知って、考えて工夫をすれば大丈夫!」 と、まるで10代の女子に知恵を授けるがごとく、もう一度おしゃれのイロハを教え導いてくれるようなところがある。 贅肉はついちゃっているのだし、髪の毛だって栄養が減っちゃっているのだし、センスにも少ーし自信をなくしちゃっているのだし だから、ページ毎の特集が分かりやすい〜。 もう似合わない服を無理くり着るわけにはいかない世代。 でも、それって、30代のわたしたちにも当然言えること。 そんなわけで50代ファッション誌から、いろいろ学び中でし☆ -----
池袋のタカセはふるい。 老舗のわりに、さして話題にならない。 とくに貫禄も出ない。 駅前の信号わたった前にあって、素通りするようにできている。 ここのクッキーは、いつもおじいちゃんちにあって、よく食べた。 ココア味だったり、まんなかにチェリーの欠片がくっついていたりするクッキー。ふるい味がする、あれ。 レモンスカッシュが飲みたいということになって、駅前には2軒ほどしかそういうものを置いている喫茶店がないということに気付いて、タカセにいってみましょうということになった。 さて。 これ、レディースセット。 特に小さくない長方形のサンドが4つと、普通サイズのケーキが1つ。 飲み物がついて、パサっと1枚出してチャリンと20円のお釣りがくる。 いまどき、これは贅沢じゃないだろうか。 しかも、池袋がよく見える。 池袋を上から眺めるならば、東武百貨店2Fの『高野』か、ジュンク堂書店のエスカレーターと思っていたけれど、タカセの2 Fは低いので人に近い。道路に近い。おもしろい眺めだ。 ちょっと、気に入ってしまった。 -----
4月2日に、あたらしく一員となったチワワンも もう、滞在まるまる1ヶ月。 さいきんではだいぶん甘くなってきて、朝起きると、自分の寝床からヒョコヒョコとやってきて、布団の中にはいってくるようになりました。 朝はちょっと嬉しい気分らしい。 そして、なぜか朝はお布団に入ってもよい、と決めているらしい。 おんなのこっぽい、と感じます。 ご機嫌のうかがいかたとか 様子のみかたとか 甘えるときの押しの強さとか。 そして おんなのこには、かわいいものを与えたい☆ 与えたくなっちゃう。 与えがいがある。 たまらん。 思わずイチゴハウス買ってしまいました。 もし気に入らなかったら、ボランティアさんちに寄付だなと思っていたら、そそくさいそいで入っちゃった。 段ボールだったからね、昇格なのね。 かわいいのはいい。 -----