恋とおやつ手帖


PROFILE

ばんばりえ

主婦ときどきライター。
ご近所専門オーダーメイドケータリン
グ『キッチンよもぎ食堂』を主宰。お
教室に習いに行くほどプロレスに夢中
な40代を過ごしています。好きなおや
つはブッセ、うにせん、麦チョコ。好
きなごはんは蕎麦と白米とピーマンの
肉詰め。好きな場所はお布団の中。
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さくいん
鮭の海苔焼き

なんてことない鮭です。 スーパーで1切れ100円で売っている鮭。 尻尾のほうの、身が多くて、脂がのっているところを買ってきて どうにか美味しく食べたい、と、あれこれ思考して試行。 網に大きな海苔をぺろんとおいて そこに鮭を乗せて焼くだけ。 包まない。 乗せるだけ。 旨味食材の力というものを ひとつ開拓したという満足感とともにパクパク。 うーん、うまみっ。 -----

| からいもの | 12:12 | trackbacks(0) |
チャラン・ポ・ランタン@下北LOFT

アコーディオンと唄。 これっきり。 まだまだうんと若い娘さんのふたりです。 堂々としたもんです。 ロシア民謡とシャンソンと昭和歌謡っぽいのを演奏します。 迫力もあるし、音もいいし、声もいいし でも、それを上回る「可愛さ」です。 女の子は、いつだって、可愛いが最強☆ ふたりとも、可愛すぎ。 -----

| 本とか音楽とか | 12:02 | trackbacks(0) |
干し物の季節で3種類

2月は家の壁の塗装をするに最も適した月と言われる。 つまり、たいへんに乾燥していて、よく乾くということ。 わたしのように、ひとたび、干し物の魅力にとりつかれてしまった者は 八百屋さんと空と、気象情報サイトとカレンダーを交互に見ては ベランダに干される野菜のスケジュール管理に謀殺されるのである。 というわけで 今年の第一弾キムチ。 第二弾も壺の中で、まだまだ浸かってゆく。 はりはり漬け用の大根。 大根1本分が、あれよあれよと、こんな有り様。 水分の多いものは、ほんとうに小さくなる。 美味しさと引きかえに、大きさを失う。 しかも、なかなか乾かないこやつは 「曇り」レベルで黴びるので、手を焼くのよ。 干し芋。 これがなかなか、簡単で。 もともと水分は少ないし、4、5日放っておけばよい、よい子。 干し物をしていると 食べているとき以外は、食べるための準備をひたすらしている ような気分になる。食べるのって、実になかなか、ひと仕事なのである。 -----

| からいもの | 13:07 | trackbacks(0) |
とてつもない銅鑼焼き

『まんぷく銅鑼焼き』と言うらしい。 皮と皮の間にはさまっているこれは 実はあんこ玉ではなく、おはぎです。 と言ってくれたほうが、まだ、納得の余地がある。 たいへんに美味しいあんこ玉なので 結局のところ、銅鑼焼きの記憶ではなく、小豆の記憶ばかりが 鮮明に残っていて、ああ、また食べたいなー、あのあんこ玉 といった具合になっているのは、本末転倒か、否か。 つまり、たいそう魅力的☆ -----

| あまいもの | 13:04 | trackbacks(0) |
バナナブレッドとコーンミールパン

つい最近まで、クッキーさえまともに焼けない腕前でした。 お菓子は性に合わない、と 20年くらいクサクサして暮らしてきたのに ここ一年ほどでお菓子の腕が一般水準まで達したのは ひとえに「勉強の仕方が身に付いた」のだと自負している。 勉強ができない人にありがちな、「勉強の仕方が分からない」 つまり「菓子作りの学びかたが分からない」 つまり「どぅ〜がんばってみたら菓子が焼けるよぅ〜になるんじゃろか、さっっっぱり分からん」という、できないスパイラルに絡まっていたというわけ。 しかしね、いつまでも「できない」のも、つまらん。 年をとる毎に人は成長するもんなのだから 昨日できなかったけど、今日ができる気がする☆ ということで、いきなり試合をせず、いきなり練習もせず まずは観戦したり、ルールブックを読んでみることにした。 お風呂に料理本を持ちこんで、まいにちまいにち眺めてみた。 眺めているうちに、写真に慣れた。 眺めているうちに、分量の文字たちに慣れた。 音読なんかしているうちに、手順の文字たちに慣れた。 一週間程したら、分量は暗記してしまったし(1レシピ分) 手順のイメトレも、7割型完成した(1レシピ分) そうこうしているうちに バターを使わないバナナブレッドが本なしで作れるようになり 自分が食べる程度には文句のないパンが焼けるようになった。 やっぱり、100回、1000回、10000回やればできる理論なのである。 そんな気の長い理論を、そう得手でもないことにも、実用化できるのが「おとな」というキャリアなのである。 半年もすれば39才の2010年. パンとクッキーが焼けるようになりました。 -----

| 人生とか | 13:02 | trackbacks(0) |
駒込・竹林?

ほんの先月知った店なので、感慨は大して深いとは言えないが、竹林が閉まってしまった。と、残念に思う。 今月に入ってから、一度土曜日の夜に出かけた。2品頼んだところで「申し訳ないです、あと一品で勘弁してください。この後から入ってる宴会の準備何もしてなくて〜」ということで、隣りの常連さんが注文した汁なし担々麺をついでに頼んで、その日は帰ってきた。春巻きと海老マヨネーズと汁なし担々麺、そしてビールを2本。 翌週の火曜日の昼に、もう一度出かけた。これで最後だろうからたくさん食べてやろうと貯金箱を割ってきたのに、肉団子と麻婆豆腐(正しくは陳麻婆豆腐)にごはんをつけてもらって、終わってしまった。以前食べたときも、今回も、ごはんに付いた汁物がたいそう美味しかった。魚の骨だったり、肉の骨だったり、海老の頭だったり、相性のいい同士を1つか2つか合わせて出汁を取っているのだと思われる。もともとは板前さんだったに違いないよ、と話した。どの味も在り来たりでなく、奇をてらうでなく、しかし、独特の味わい深さは、店主の味への工夫にあり、「お店のごはん」というより「誰かのごはん」に近い、親しみと引力があった。 「そういえば、こないだごめんなさいね。汁なし担々麺ね、チーマー醤と辣油いれ忘れちゃってっ。お客さんが辣油入れてたから、あれぇ?って思ってたんですよ」 という、オチがついて、最後の来店☆ 『うさぎや』さんのどら焼きをいただいて、南米のお土産の小さなバッグの中は、どら焼き2つで満杯になった。それから駒込の坂道と階段をくねくね歩いて、商店街を抜けて、駅の改札。東京は春陽気。 -----

| からいもの | 22:52 | trackbacks(0) |
厚着コーデの落とし穴

女優さんがかわいい服を着ている写真があった。 いい具合の厚着感だったので、家にあるものを引っぱり出して 翌日、おなじような服を着てみた。 なんとも、どうにも、ちがう。 顔がちがう。体がちがう。年齢もちがう。 そこじゃない、なんだろう、なんだろうと考えたら、厚着のモリモリ感がちがった。 厚着は厚着でも、インナーとかインナーとかインナーとか、着てるわけがないのですね。 おほほ。 自分が撮影する側だったら、そりゃあ着せないもの 重ねて重ねて重ねて、実際ブクブクしちゃ困るもの。 厚着コーデの落とし穴。 その先のコーデに、実力が試されるのね。 とほほ。 -----

| かわいいもの | 22:51 | trackbacks(0) |
パン作りの心得

今年はすこしパンを焼こうではないか、と考えた。 モノはなんでも手順さえ覚えてしまえばいいことで、つまり、頭で考えずとも手先がサクサク 動く程度にはパン作りの手順を覚え込もうという手筈である。食パンは経験が何度かあるので、フランスパン粉というものを買ってきた。お風呂でなんども手順を読み諳んじることができるようになったので、フランスパン粉の封を切った。もう一つグラハム粉というものを入れるので、それらしき在庫を取り出してみたら『小麦胚芽粉』と書いてある。こりゃ違うものだから、違うものができるに違いない、しかし、それは予め分かっていたことなのだから、驚きではない。予定通りと3回唱えた。捏ねてみたらベタベタして雰囲気が違う。あれはつまり薄力粉なのだなと気付き、つまりパンの粉にクッキーの粉を混ぜてしまったのだから、本と同じものができ上がることは皆無。と、また3回唱えた。 粉は不思議で、いろんなものに変化する。先進国では数々の粉料理が生まれ、どんどん柔らかさを追求できるけれど、そうでない国は発酵にも柔らかさにも力を入れないから、パサパサしたり味がなかったり、固かったり、ペッタンコだったりする(←想像)。 つまり、膨らまなくても、多少固くても、それはそれで別の何かが焼けたことになって、世界中のレシピをひっくり返せば、どこぞかの料理になんとはなしに似ていたりする。 写真のパンもあまりのベタベタに打ち粉をはたきにはたきまくっていたためか、表面が粉だらけになって、田舎カンパーニュ風に。 それなりに「パンらしき」ものができれば、それはそれで、らしい感じでモショモショ食べてしまえばよいのだ。バターもジャムもカフェオレもあるしね。あ、もちろん、自力で消費する前提で☆ -----

| からいもの | 22:50 | trackbacks(0) |
恵比寿・ALMA?

2人では物足りない。 では3人ではどうか?と、人数を増やして、恵比寿のALMA。 3人になったおかげで、ちいさな階段をのぼって、奥まったしっとりした席で、ゆったり。 ゆったりしてしまうと、これまたいけない。 椅子からお尻が離れなくて、メニューばかり覗いてしまう。 途中でデザートをはさんで後、さらにからいもの(食事)に戻るという、辛い→甘い→辛い手法も使いつつ、次々に杯と皿を重ねることになった。 胃袋はひたすらにやる気を見せて、パンもは皿目を頼みそうになったけれど、いちおう自粛。終電の時間だったのでお開きだったけれど、お店自体は夜深くまで開いているのだから、覚悟を決めたら危険な店である。 贅沢貯金をしなければ。 -----

| からいもの | 22:50 | trackbacks(0) |
台湾の甘い辛い

台湾に帰省していたお米チャンピオン442ちんが いろいろ持って帰ってきた。 台湾といえばこれ、の、パイナップル餡入り饅頭と 八角たっぷりのビーフジャーキー そして、サトウキビ☆ 肉食べたら、饅頭、肉食べたら、サトウキビ。 やっぱり甘い→辛い→甘い→辛い→甘いが美味しさのセオリーね。 順番守って食べると、あなた、美味しいあるね。 サトウキビをガシっとひと噛みしたら 口の中いっぱいに、夏がひろがった。 夏はまだ遠いけれど、陽がすこし長くなった。 春が立つのは、もう、すぐ。 -----

| あまいもの | 17:41 | trackbacks(0) |
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