恋とおやつ手帖


PROFILE

ばんばりえ

主婦ときどきライター。
ご近所専門オーダーメイドケータリン
グ『キッチンよもぎ食堂』を主宰。お
教室に習いに行くほどプロレスに夢中
な40代を過ごしています。好きなおや
つはブッセ、うにせん、麦チョコ。好
きなごはんは蕎麦と白米とピーマンの
肉詰め。好きな場所はお布団の中。
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さくいん
東久留米総合×修徳

勝った。 勝った勝った勝った。 「今年はこのチームが見たい」と思ったチームが勝つのは、ほんとうにうれしい。 統合による新設校で、今年は1年から3年まで揃う初めての年で、斎藤登監督はなんだか気になる人で。事前に試合を見たこともなくて、予備知識は3つしかなかったけれど、今年は東久留米総合だという気がした。 それはまったくの当て感で第六感で、でも、きっと全国に来るという気がして、準決勝から足を運んで。 蓋をあけてみたら、すばらしく堅守☆ わたしは「大量得点と幾つかの失点」という様式はあまり好きじゃない。 守って守って、攻めて攻めて、守って守って、攻めて攻めての攻防が互いにくり返されて、0−0で、まだまだ0−0で、どっちが優勢なのか早く決めてほしいっっ。と、きりきりするような緊張感のある試合がいい。観客のわたしの緊張感がそれくらいなのだから、選手たちの集中力はとてつもなくて、そのストイックさが、「ひとつのボールをとりあっている」醍醐味のように思われる。 そういう決勝戦を見せてくれた。 どういう形にせよ、ボールに触ろうとする。ボールに触ることで、近くにいる誰かへ繋ごうとする。その1cm2cm足を伸ばす瞬間は、残念ながら修徳より東久留米総合のほうが遥かに勝っていた。つま先だったり踵だったり、足じゃなくて背中だったり、それはテクニックとして教えられているのだろうけれど(ルールも技術もほんとに詳しくないのです)、やっぱり、気持ちが体を動かしているような気がする。 東久留米総合の気持ちのプレーに、まったくもって、しびれてしまった。 夜中のテレビは、高校生たちの顔を大きく映し出すけれど、まだほとんどの人は彼らのことを知らない。 でも、31日には、お正月休みを取ったたくさんの人たちが、昼間のテレビで彼らを知るのだ。 人生において、それってほんとに、すごいことだ。 -----

| 人生とか | 17:15 | trackbacks(0) |
二の酉・鷲神社2009

三ノ輪の駅を出てから、何百メートルも続く(ような)屋台通り。屋台の鉄板の熱と、其処此処のお喋りで、空気が上気する。 今年は一の酉が雨でつぶれてしまったか何かで、二の酉の動員はふだんの二倍らしかった。 交通規制で、おまわりさんの指示待ち。 降り出す細く長い雨。 いったん神社に入ってしまうと、そこはお寺と神社を垂幕とシートでつなげた大催事場になっていて 天井まで埋め尽くされた華やかな熊手の色彩にすこし、脳みそを掻き回されながらも、大催事場の迷路を望んで迷った。 酉の市はへんな雰囲気なのだ。 ファンタジーでファンタスティックで奇天烈で。 どんどんと気分が高揚する場所。 大熊手を購入したお客さんの三三七拍子を見つけては ひょこひょこ参加して、みんなの分と自分の分も縁かつぎ。 どうやら、たまきさんのお店も買ったようです、熊手☆ -----

| かわいいもの | 00:17 | trackbacks(0) |
焚き火飲み(家に変更)

火が好きになってしまって、七輪を買うたのです。 公園のバーベキュー場を借りて のんびり薬缶でもかけながら、飲みたいと企画。 残念の雨で、集合場所がうちに変更なのです。 はじめは軒先で火を焚いて スープの鍋をかけたり、ホイル焼きを温めたりして。 焼きますかってとこで、家の中へ移動です。 以前にも作ったパンを焼く、の図。 やっぱり切り出しで削っておいた枝を使いたい。 (スプーン作るはずが枝削り専門になってしまった☆でも活躍) やっぱりチーズもはさんでハイジ気分。 バタバタとひとりふたり撃沈してしまい 二人でバナナを焼いてみる、の図。 焼いただけのバナナがなぜに美味なのか?ですよ。 林檎のコンポートといっしょに、ホットワインでいただく。 今日みたいに最高気温9℃でない日に 外でじわりじわり焼いて飲みたいです。 -----

| からいもの | 15:31 | trackbacks(0) |
ブンチャカナイト

二十歳のアコーディオン奏者・小春ちゃんのライブに行ってきました☆ ピンクフロイドの前座を務める強者ちゃん。

で、大ファンになってしまいました。 『マイノリティーオーケストラ』と『チャラン・ポ・ランタン』。 見つけてしまった。 見つけてしまった。 見つけてしまった。 恋みたいなこの感じ、ひさしぶりです。 http://bunchaca.jpn.org/index.html -----
| 本とか音楽とか | 18:51 | trackbacks(0) |
つくること
お風呂掃除のスポンジを買った。 豆腐のような色と形のスポンジだ。 食器用スポンジの吸盤が余っていたので、タイルにくっつけた。 吸盤にはまるように穴を空けた。 お風呂掃除スポンジをつけたら、タイルを拭く用のボロ布の置き場が浮いてしまった。 困った。 としばらく考えて、致し方なくスポンジの上にのっけてみた。 ボッサボサの髪の毛みたいで、いただけない。 でも、これ目がついてたら、まんま顔でない? 布は髪の毛です、顔の一部ですってことになると都合がよくない? と考えがまとまって、手芸屋さんにカラカラ動く目ん玉を買いに。 穴の空いたスポンジが、いきなりムック。

これをお風呂の定位置にとりつけると、こんなん。 と、こんな感じに、なんだかとても工夫されたものが出来たわけですが。 ここで真面目なモノ作りのはなしなんかを。 ちょうど目ん玉付ける作業をしていたときに隣りにいた友達が 「もう少し前に出会えてたら、実家が弁当屋から毎日大量の蒲鉾板をあげられたのにぃい」と言った。 ああ、そういう感じ、すごい分かる。 廃材のようなものを見ると、廃棄することが惜しくて「なにかに使えるに違いない」と思ったりする。 でも、しかーし。 何かを作るという作業は「なにかを作りたい」のではなくて「作りたいものがある」というのが実は大前提。あげる人のいない手袋は編み上がらないし、着たい形のワンピースの型紙でないと、やる気が失せる。 だから「〜〜がしたい」→「材料集めなくちゃ」→「きゃー、こんな廃材も使えちゃうかも。お得☆」という流れのなかで、形になるものができ上がるのでし。 わたしは、使えるものが好き。 ちょっとだけ便利なものが好き。 誰かの家でつかってもらえたり、我が家でつかったりできるものを つくることができると、ものすごく安心します。 つくってもよかったんだなーと思う。 大袈裟に言えば、祝福された気がする。ふふ。 だからアートより工業製品のほうが、ちょっと贔屓めだったり。 そんなことを考えながら、今年もあとひと月と半分。 -----

| 作っているもの | 03:22 | trackbacks(0) |
島田市・やまゆりの甘食

ある日、商店街のまんなかへんで静岡フェア〜。 そこに甘食が売ってました。 甘食って、なんだか不思議な食べ物ですよね。 パンなのか、お菓子なのか、わからない。 なんで三角いのかも、わからない。 もそもそして。もそもそしてる。 その、もそもそがなにより魅力なのだけど。 静岡は島田市からやってきた甘食は 歴代甘食のなかで、ダントツイチバンのおいしさでした。 もそもそのなかに、しっとりさを秘めていて 茶色い匂いもいいお加減。 大井川鉄道で有名な島田市はお茶でも有名なわけなので この甘食のなかにはお茶が入っているらしいのですが 隠し味なんでしょう。じょうずに隠れてました。 また来ないかなー。 島田市・やまゆりの甘食。 http://ikumiyamayuri.blog54.fc2.com/ -----

| あまいもの | 03:19 | trackbacks(0) |
雲見の会?

『空気の港』の展示を見るついでに 空と飛行機も見学。 飛行場には雲ひとつなく 飛行場の反対空には雲が浮かぶ。 飛行機の発着が雲をふりきり飛ばすのか 分からないけれど、乾いてて寒くて快晴。 夕刻に、水平線からのぼる月を見つける。 船乗りの男たちは、毎日月の出を見るのだから 世界中でいちばんロマンティックなのではないか などと話し合う。 ホットドックを食べて ホットチョコを飲んだ。 ロビーの椅子にしばらく座りこんで 旅の空気を体に染みこませてみる。 どこへ行く途中のトランジットだっけ。 みたいな。 旅行ごっこ。 -----

| 人生とか | 13:31 | trackbacks(0) |
空気の港
鈴木康広さんというアーティストがディレクションを務めた 羽田空港での展示『空気の港』を見に出かけた。 アートではなくサービスではなく そのまんなかのような、実験のようなものたち。 鈴木さんの作品はいつも、時間と時間、空気と空気の隙間のふしぎを 「ほらね」って、てのひらを開いて見せてくれるようで かわいらしくて、あかるくて、やさしい。 研究者とアーティストが新しいメディアアートの創設を目指したという『デジタルパブリックアート』は、ちょっと便利で楽しそうであり まだまだ大きな公共施設での活躍はむずかしそうでもあり いろいろなことを考えさせられました。 そもそも、アートをサービスにして馴染ませるのが最良なのか??とか。 (↑個人的にはこれ、大好きなのですが) 世の中に必要不可欠なものを指折り数え始めたら ほとんどのものはいらないと言ってしまいそうだし それはそれで短絡的で無責任な発言とも言えてしまいそうだし 進化したわたしたちの暮らしは、すこしだけ複雑。 進化自体が、ゴールのない絵のような向こう側を目指しているとしたら 進化自体が、あぶなっかしくてドキドキすることの繰り返し。 未来はいつだって頭の中にしかないのだから 致し方ないことなのかもと思う(なんて信頼性のない!!(笑))。 できるだけ未来が見たいから できるだけ長生きしたいなー。 目標はいちおう200年☆ http://www.mabataki.com/ -----
| 本とか音楽とか | 12:38 | trackbacks(0) |
池袋・DORON-PA

ここ数年、池袋で季節が変わるごとに通っている古着屋さん。 古着はヴィンテージなのかアンティークなのか古いのか ってところの境目が各々の価値観と楽しみなわけですが 個人的には「チープな値段じゃないけどデッドストック」が一番好き。 ここは、ほどよくくたびれたシャツ類の数々と オジリナルのパンツやTシャツと 掘り出し物のデッドストックが隠れている店です。 おそろしく高いものはなくて ジャンクなものばかりでもなくて スーッと綺麗目なものが店長のおすすめで出てくる。 商品に付随する、分かりやすい古着のはなしが、うれしい。 この日、レジ前のショーケースで見つけたのが 今はなきモーテルの部屋の鍵。 デトロイト湖の近所にあるホリデイインの205号室。 キーホルダーに転用しようと思ったのに 実際に持ってみたら、なんだか勿体なくて 鞄の中から時折とり出してチャリチャリ揺らしてみるという使用法。 この鍵に合う鍵穴が遥か彼方にある(あった)のだと思うと とてもドキドキしちゃって、また鞄にしまう。 古いというのは、つまりそうゆうこと。 知らない時代と知らない町のお土産みたいなものですな。 http://dronpa.loughwear.com/ -----

| かわいいもの | 12:24 | trackbacks(0) |
甘いパンを机の上に

ふわんふわんで 甘い匂いにうっとりで 埃は積もるけど ずっと机の上に置いておけるパンを見つけましたん。 とにかくー やわらかいー。 とにかくー あまーいー。 ロフトの携帯ストラップ売り場で800円くらい。 -----

| あまいもの | 12:23 | trackbacks(0) |
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