恋とおやつ手帖


PROFILE

ばんばりえ

主婦ときどきライター。
ご近所専門オーダーメイドケータリン
グ『キッチンよもぎ食堂』を主宰。お
教室に習いに行くほどプロレスに夢中
な40代を過ごしています。好きなおや
つはブッセ、うにせん、麦チョコ。好
きなごはんは蕎麦と白米とピーマンの
肉詰め。好きな場所はお布団の中。
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さくいん
大宮・rytasのこと?

大通り沿いに、素っ気ないガラスの引き戸で 中がまんま見える長方形の形で 『rytas』はいつも、ちょこんと建っている。 夏は暑いだろうし、冬は寒いだろうと思う。 でも、そこが、『rytas』の扱っている雑貨たちを たまたまながら、よく表現している。 いろいろ、ちょこんと置いてある。 店主さんも、ちょこんとしている。 雑貨屋では定番の、繊細そうで物静かな様子ではなく 「すこしおてんばな女の子」といった風だったりする。 大宮に向かう用事はここしかないので この店に通ううちに、大宮にくる理由ができてしまったという訳で。 「大宮」でサーチしてもらえれば、いろいろ出てきます。 webshopで見て気になっていた、リトアニアの木製の十字架。 リトアニアの木はいい匂いがする。 蓋をなくした、フィンランドのキャセロール。 シチューやポトフや肉じゃがや、ポテトサラダやキャベツ煮や。 なにもないときは、とりあえず果物入れとか。 ちょこんとね。 -----

| かわいいもの | 12:15 | trackbacks(0) |
公園の焼き芋

公園には焼き芋売りがやってくる。 季節の風物詩。 まだまだ太陽が暑かったので 「売れてます?」 と聞いてみたら、まだまだぜんぜんダメだと言っていた。 それでも始めないといけないのは、コンビニの肉まんと一緒かしら。 おじさんはハヤカワノベルかなんかを読んでた。 タイトルは教えてくれなかった。 小さいので200円。 焼き芋って、案外安いと思う。 公園に合うしね。 -----

| あまいもの | 13:21 | trackbacks(0) |
雲見の会(ロケット)

白詰草が一面に広がった 夕方の、犬も人も帰りはじめた広場のどまんなかに ござをひいて、寝ころんで、空。 夕方の空は動きがはやいので 雲見は4時半からが、いい頃合い。 あっという間に茜に染まり あっという間にうす紫がやってくる。 うんと太い飛行機雲が縦に伸びた。 時間が経つと、外側に膨張をはじめて 風に流されてゆく。 風に流されて、散り散り。 空の端っこの雲がすこし泡立っているけれど 隙間があるので、雨はぎりぎりこない。 雲全体が泡立っていたら、だいたい明日は雨だよ☆ -----

| 人生とか | 13:20 | trackbacks(0) |
大宮・シェ・シブヤ?

とつぜん魅力的に映る街というのがあって ここんとこのわたしのそれは、大宮であったりする。 横浜←→渋谷←→大宮 といったカルチャーの距離感があって 大宮カルチャーは東京から独立したオリジナリティがある。 いつか出かけた仙台の、お洒落感によく似て 古着屋のひとつひとつが、その特徴を見せてくれる気がする。 地元文化を底上げするように、小さく個人で活躍する雑貨屋さん 珈琲焙煎屋さん、パン屋さんなども集まりはじめて わたしは大宮カルチャーが、じわじわ伸びるのが楽しみ。 雑貨屋『rytas』さんに教えてもらったケーキ屋さんは 懐かしいフランス洋菓子の基礎の上に 今どきの流行を積み重ねて、またまた独自の味を持つ。 甘い層を上に積み上げる積み上げかたとか お酒の使いかたとか 「でも都内にはいくらでも美味しいところがあるでしょう?」 とrytasの店主さんは言うけれど、いやいやとわたしは首を振る。 都内の百貨店のそれと 山の手の地元店のそれと 郊外の地元店のそれは どれも、比べても仕方ないもので。 どこの街にもある地元の匂いのする味は、旅のお土産に近いのだ。 『シェ・シブヤ』は、生菓子、焼き菓子、パン、デコレーションケーキと とにかく幅広く大量で、とってもアクティブ☆ 袋を閉じられたはずのお菓子の数々が、どれもこれも匂い立つ。 1個や2個っきりじゃ帰れない。 その証拠に、このマロンパイは最後に追加。 それも致し方なし。 -----

| あまいもの | 10:04 | trackbacks(0) |
国立新美術館・野口里佳 個展

こんな大きなところで里佳さんの写真を見るのは初めてで 胸が鳴って、喉が熱くなった。 銀座や渋谷で見た、過去の作品たちと 2009年と明記された、近い時間の作品たち。 わたしにとって、彼女は特別な人だ。 本当に特別な人だ、と思いながら、部屋と部屋と部屋を巡る。 (2007年11月17日銀座写真展のこと掲載) 「じっと何かを見る人」はそう多くないし 「じっと何かを見てしまう人」に至っては もっともっと数少ないように思える。 彼女がカメラの四角い窓の、その更にどこを見てしまったのか わたしは、いつもいつも探してしまう。 隣りの駅の知らない町の小道ばかり見てしまうわたしにとって 海の底や空や富士山や真っ白な冬の国や茶色い砂の国や 木々の向こうの宇宙に、どんどん歩いていってしまう彼女は 知らない国の話をしてくれる旅人のようだ。 マラブ 太陽 砂漠 虫と光 飛ぶ夢を見た1 飛ぶ夢を見た2 白い紙 水をつかむ 星の色 フジヤマ アニカ (順不同 10月12日まで開催) だれの人生の上にも旅はつづく。 わたしも、わたしの寸法で、旅をつづけたい。 -----

| 人生とか | 02:13 | trackbacks(0) |
大宮・kurikuripan
大宮駅東口のLOFTの斜め前のレンガ道を歩いてゆくと 数々の古着屋の先に、ぽつとあらわれるお店。 古いうつわと古い家具が、狭い店内にギュギュと入っている。 整理整頓された、屋根裏部屋のようだと思う。 そこが、そそられる。

古いレコードをパタパタめくりたい人たちの指先と同じく ガラスにも木にも触れたくて、指がうずうず。 店主がお出かけらしく、オープンだけど扉がクローズ。 ガラス窓にへばりついて、目で物色。 あの机、いいなあ。 -----

| かわいいもの | 01:32 | trackbacks(0) |
ゾロメの朝
10:10amの目覚ましをかけて、11:11amの目覚ましで起き上がった。 「帰国まで66日」 という友だちの南米ブログを読んで、ロンパースのまま花に水やり。 如雨露を持っていたら 飲み界隈%A -----
| 人生とか | 18:51 | trackbacks(0) |
高円寺・GROGGROG

むかしは高円寺の古着は好きじゃなかったのだけど このところ、ちょっと、好き。 犬がついた黄色いスカート、掘り出したー。 ファスナーんとことホックが壊れているためか お買い得価格で3900円よ。 黒のタートルと黒タイツの日よ、早く来い来い来いっっ。 -----

| かわいいもの | 12:22 | trackbacks(0) |
沖縄朝顔

3年前に沖縄朝顔という苗を買った。 これでもかという程大きな葉をヨシズにモリモリつけて 洗面台の脇から生えてきてみたり 風呂場の隙間から生えてきてみたり。 蔓の太さばかり、妖怪草木のごとく年々育ち、花はいっこうに咲かない。 これはもう宇宙生物で侵略者なんではないか 「除草剤だ!」「だめだ、あたしの愛する土に影響が!」と大騒ぎした翌日 これまた大きな蕾がひとつ緑の隙間から顔を出した。 芋じゃなかった。 宇宙生物じゃなかった。 朝顔だった。 お前の3年はいったいどんな訳だったんだい? と訊きたい気持ちを堪えて、ほめたたえる。 秋だよ。 寝坊だよ。 おはよう。 -----

| かわいいもの | 11:23 | trackbacks(0) |
アイスの季節到来

肌寒くなってくるとアイスクリームが恋しくなる。 (同じことが桜が咲き始めると起こる) 食べたいったら食べたいわけで、駆けつけサーティーワン。 どんなにポップなフレーバーでも、秋のアイスはしみじみとしみしみ。 からだをすこしずつ寒さに合わせていこう。 -----
| あまいもの | 11:21 | trackbacks(0) |
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