家のまえに、ときどきゴミが捨てられている。 一時期は電灯の真下にまいにち、パック日本酒が落ちていた。 コンビニで買って、うちの前でまいにちちょうど飲み終わる。 ゴミから人の行動パターンも分かってしまうもんです。 今日は、こんなんが落ちてました。 『たまご蒸しぱん』 ふわふわして、ほどよく甘くて、 パンのわりに消化がよさそうで、 やっぱり性別的には女子ってかんじのね。 朝方のゴミでありますから 飲み明けだか、徹夜明けだかの やや弱った胃と、疲れた脳みそが求めた食品てこと。 やさしい味がするからね。 しかーし。 冬まっただなかの1月。 夏場の薄着ならまだ知らず、 ポケットのない服を着ている人がいるんだろうか。 業務用サランラップでくるまれた『たまご蒸しぱん』。 まるめたら2cmくらいに収まりますよ。 ポケットの中、鼻紙屑でいっぱいなのかなー。 ちなみにこちらの商品は「伊藤製パン・岩槻工場」にて製造。 小学校の工場見学で出かけたパン工場が たしか岩槻だったような。 むわーっと温かい焼きたてのパンの匂い。 忘れない、しあわせな記憶。 -----
ギックリ中は、腰以外は健康で 生活はこのうえなく丁寧で 安静と微かな運動を必要としたので 家のなかがよく片づいた。 単に「散らかさない」だけのことなれど ひとつしたらひとつ片す、のはいい気分だった。 あまりに丁寧で、かつ、静かな時間を暮らしたので 時間のことが気になった。 わたしたちの暮らす、この地球時間は 1日が24時間でできていて、1時間が60分でできている。 しかしながら、1時間という時間の距離を わたしたちは正しく体感していないらしい。 あるときは「いーちにぃいいーさぁ〜〜ん」に思えるし あるときは「いちっにっさんっ」と、足早に過ぎる。 江戸時代は2時間で「一刻」と数えた。 ぽーんと2倍でひとまとめ。 ちょっとばかし、時間はゆったり波打つ。 人里離れた土地で もしも、独自のルールによる時計を作り暮らしたら 1日の時間はどんなふうに流れるのだろう。 腹時計の機能がひょっこり目覚めたら、たのしい。 -----
しわしわでぐにゃとした蜜柑を ゴミ箱にポイと捨てた。 人が持ってきたボジョレーヌーボーの瓶が 少し残っていて、どうしたもんかと思っていた。 (赤ワインて、料理に使わないからね) 思い直して、捨てた蜜柑を拾った。 シナモンとクローブと砂糖と生姜と そんなんでワインをグツグツっと。 「どうにかせにゃ」いけないとき 料理はいちばん捗るのかもしれない。 -----
ハックション とくしゃみをしたら 腰がギックリ、いいました。 噂にきいてたあれ、我が身にも到来。 体もだけど心も固まりまして 恐る恐る、1mmずつ可動範囲を確認して まずは階段を降りて まずはトイレに行って たとえお尻が丸見えでも助けてくれる 友だちの顔をめぐらせて携帯を携帯。 この手のCMのグッキリシーンを思い出し ああきっと「捻りと捩りと反り」は厳禁なのだわ とか想像して確認して 狂言師・野村萬斎氏の動きを手本にすることに。 すべての方向転換・上下運動を大腿部から下の筋力に頼る。 とうぜんの摺り足。 腹筋、ありがとう。 とにかく鍼灸に行かなくてはと 歩いて3分の病院へゆきました。 信号が1/3を残して点滅、そして赤。 痛みは致し方ないわけで 注意深く暮らすこと、80才体験をするがごとく。 本日で3日目。 そろそろコンビニくらい、行ってみたいです。 -----
デザイナーの方の個展に誘われて、天王洲アイルにある 『WATERLINE FLOATING LOUNGE』というお店へ行ってきました。 なるほど、岸からスロープを降りてゆくお店はフローティング。 (ぷかぷかはしてないですけどね。ぷかぷかしてると酔うからね) おお、川と向こう岸の東京がキラキラ。 東京の地ビール(泡のように最後まで軟らかい)を飲みながら 東京の夜景を見るなんて、とてもぜいたく。 http://www.tyharborbrewing.co.jp/index.html パーティーが終わってから おとなりのビール工場レストランで 地ビールのテイスティングセットをいただきました。 ビールの飲み比べって、めずらしい。 右から2番目の白ビールが1位でした。 ぜいたくなお店のようで、小さなおつまみはなし。 ちょっといいお店のメニューは、1700円が多いと思う。 美味しくて素敵に対するお値段が1700円☆かな。 とびきり新しい恋の報告をするとか うんと落ち込んでるともだちに優しくしたいとか 恋人やだんなさんとデートにくるとか いつもとすこし違う時間のために、ある場所です。 -----
高円寺の雑貨屋さん『ninni』のオーナー・メグさんと、 クラフト作家・のぶちんと、ロジカフェでごはん。 http://www.too-ticki.com/ninni/ その昔、本の企画展『本展』で知り合ったともだち。 ともだちと何かを食べるのはほんとに楽しい。 さいきん作ったものを渡して、おみやげをもらって 『手創り市』に出る日にちの相談をして また、食べる。 豆腐のチーズケーキは、いつ食べてもきれい。 へいっ、絹ごし一丁。 -----
111円の豚ひき肉と、222円の鶏むね肉を買ってみた。 ぞろ目って、縁起がいいかと考えた。 たまにはそんなこともしてみたい。 かえり道に自販機でココアのボタンを押したら 2本出てくる。ゴロン。 さっき担いだ縁起がもう実った。 って、ココア2本はちょっと……うーん。 2008年7月8日掲載の「しあわせの双子卵」では 実は6個入りの卵のうち、5個まで双子卵が出た。 『卵の健康優良児』の双子卵情報について 検索をかけて調べてみたものの情報は1、2件しか出てこず、 「双子卵が出やすい」という程度の内容だった。 なんていうか ついているのかいないのか よく分からないことが多い。 運のほうもいささか急ぎすぎ。 気は長いほうなのだから、ゆっくりやってきてくらはい。 -----