グッズというものは際限なく増えていくものだから 本当に心から欲しいのか否か、常時自身に問い合わせ 買わぬべし☆ってことで通りすぎてこれたのだけど。 心から欲しかったです。 相棒相棒相棒って透かしプリントされた油取り紙でしょ。 右京ブレンドの紅茶でしょ(優雅に紅茶を飲む刑事なのです)。 頼まれた缶バッジと、あとついでに徹子の部屋ピンズ。 ああ、ほんとにあたしってテレ朝ファン。 -----
グッズというものは際限なく増えていくものだから 本当に心から欲しいのか否か、常時自身に問い合わせ 買わぬべし☆ってことで通りすぎてこれたのだけど。 心から欲しかったです。 相棒相棒相棒って透かしプリントされた油取り紙でしょ。 右京ブレンドの紅茶でしょ(優雅に紅茶を飲む刑事なのです)。 頼まれた缶バッジと、あとついでに徹子の部屋ピンズ。 ああ、ほんとにあたしってテレ朝ファン。 -----
家でおじいちゃんのブランデーを飲もうと思って 赤坂のレオニダスに立ち寄る。 「おすすめ5粒選んでいただけますか?」 と頼むと、意外にもサササっと、さほど考えるでもなく 5粒のチョコレートが選ばれて、拍子抜けした。 顔チラチラ見ながら、ちょっと悩んだりというイメージだったのだけどー。 一客ずつ店主のお気に入りが並んだ珈琲店で 珈琲茶碗を選んでもらう(自動的に)ときも 選ばれた器を見て、しばし考えたりする。 選んでもらうということは 『まるっきり託して安心☆』な気分というより 『どっか疑心暗鬼』な気分が伴うのだなあー。 それでも選んでもらうことをしてしまうのだから わたしたちは全く中途半端なイキモノです。 -----
テーブルいっぱい並べた北欧のご馳走をスモーガスボードと呼ぶらしい。 お店で食べると、それは、いわゆるブッフェということになります。 赤坂のストックホルムは、スモーガスボードを食べることができる 東京でも珍しいレストランです。 鰊のソースマリネを5種類も食べ比べたり 鮭だらけで、お皿の上がオレンジ一色になったり レバーペーストには林檎の煮たものを乗せたり ソーセージに苺ジャムをつけたり そんなのがテーブルいっぱいです。 わたしは好き。 じゃがいもを主原料とした蒸留酒のアクアヴィット。 氷に包まれた形で登場です。 ハーブがたっぷり入っている、体によさそうな40度。 スウェディッシュコーヒーなるものには なんと甘くて甘いリキュールがついてきました。 交互に飲んでくださいとな。 とにかく体を温めないといけない国なのです。 -----
そのむかし、宿題終わんなきゃ遊びに行っちゃだめよ! なんてことを言われてたような気がします。 そうだそうだ、早く宿題やっちゃおう。 頭先ではきっぱり固い意志を決めこむんですが あ、喉が渇いたなー。 あ、知ってる子の声がする。誰だろー? あ、10Pだけマンガ読んじゃおー。 いうような具合で、宿題はいっこうに進みません。 そのうち友だちが呼びにきて、ごめんねぇなんて謝って そのうち夜ごはんになって、眠たくなって。 そんな子供でした。 今日も朝早く起きて、これまたちゃんと起きると どーして掃除から始めちゃうんでしょうね。 普段しないのに、朝ごはんの食器も洗ったりして 洗濯もして、土も掘り返して(土が好き☆)。 結局作業をはじめたのはお昼過ぎ。 そしてね、きっちりバババッと作業して、夜になったら お開きにしてオンオフ切り替えて飲みにいくってのがよいな と、計画していたにも関わらず、この有り様です。 なにがって、チーズの蓋が開けちゃった。 グラスの中味が琥珀色。 iTuneからは桂枝雀が流れてるわけです。 ま、今日のは仕事じゃあないからダメってことはないけれど こうしてこうしてって予定を決めていたのに、予定がくずれても なんとなーくよくなっちゃって、というところ。 まったくもって成長の跡が見られない。 そういえばこの連載頼まれたときも 会社に行ってる女性が主に見るものということで 可愛いものと美味しいものとを載せましょう☆ と打ち合わせたはずが、時代劇とか落語とか仏像とか 一年ぽっちで、皮がぺりっと剥がれちまいました。 でもね、まあ、あれですよ。 わたしも落語と時代劇と仏像だからって、それはそれで側面もあるんです。 これでもブランドを含めたファッションも好きですしね、 チーズは北欧(←流行でしょ?)のものが好きですしね。 話は逸れますが、北欧チーズ。 小難しいことなくパンに挟んで食べるチーズの決定版、です。 ついでにおともに落語、聞きやすいとこつけときますんで。 ごゆっくり。 -----
ピクニックを約束した日曜日。 さっぱりしない空模様を頭上にしょって ちょっくら寄り道することにした。 東京にある密かな東京名物、東京大仏。 それは、東武東上線の下赤塚の駅から緩やかな坂を下ったとこにある。 偶像崇拝というものは楽しいと思っているのは そこに真の信仰ごころなんかとは別にして 大仏のようなものをどんどん巨大化してしまう、人の愉快さにある。 『東京大仏は日本で3番目に大きい』と調べると書いてある。 『大きい』というところが、大事なのが愉快でかわいい。 わたしは立っている観音菩薩が好きで 座っていて頭がクルクルパーマの如来は趣味じゃないのだけど 夜中に動き出したらドッキドキもんだわぁ☆ と、その様を想像しながら鑑賞した。 お寺を出て、門前にあるお蕎麦屋さんで天婦羅蕎麦を食べる。 近所にいるのに、群馬あたりまで遠出したような気分で食べた。 秋のドライブと言えばドライブ。 秋のお出かけと言えばお出かけ。 ※大仏の写真は忘れてしまったので、代わりにお土産のお願い地蔵。 -----
関西のおでんで、日本酒をロックで飲む。 『SAKEROCK』という名前がついた、日本酒の変形。 もともとは MARTIN DENNYというミュージシャンの曲名として生まれ、 それは1つのお酒の名前になりました。 お酒の名前から、はたまた最近はインストバンドの名前になりました。 3者とも、エキゾチックな味わいです。 -----
赤坂見附で打ち合わせ。 残念ながらの雨で、小一時間のちっぽけな散歩。 人通りが増えてきたくらいの夜の手前の街をひとりで歩くのは ちょっとした時間のはざかいに挟まれてしまったようで ぽつぽつとした気持ちになる。 小雨の気持ち? ぽつぽつとした時間。 赤坂はまた古いような新しいような 大人のようなそうでもないような 上等なような大したことないような曖昧な街で、 裏通りと表通りも曖昧でそこがいい。 結果、六本木よりは好きな街。 ホテルのレストランの下見をして、日枝神社を向かいから眺めて レオニダスでチョコレートを買って、 オイスターバーのメニューを比較検討。 差し入れ用に『しろたえ』でチーズケーキを4つ買った。 いただいたことしかないので、初めてお店に入った。 讃えるべきはチーズケーキだけじゃないな。 ということを見て取ることができた。 持ち帰り用に小さな菓子たち。 マドレーヌと小鳥サブレ、大好物のエンガディナー。 味も佇まいも、どこか奥ゆかしい菓子たち。 打ち合わせのペルティエで 真っ白な席に用意されていた桃色の膝掛け。 かわいくてうれしかった。 -----
百貨店の京都展。 さいきんの京都の甘味は洋物に寄っているね。 抹茶味はもちろんであるけれど、それではいかに。 菓子業界もいろいろ微妙なお年頃。 そのお年頃感に翻弄されそうになったので すっかり爺さん婆さんの安定感を求めてあるいてみる。 半生菓子の『高野屋貞広』に辿りついたのね。 半生菓子というのは京都と金沢くらいにしかないんだそうで。 表現したい形によって、ゼリーだったり松露だったり いろいろな素材をつくってるもの。 いいね、いいね、かわいいね。 お茶をいれましょう。 -----