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根を詰めたり、それが長時間にわたったり、さらに年月が積み重なったり。はたまた小さな怪我が治りきらずダメージが残ってしまったり。
身体のどこかの痛みと日々暮らしている人は多いと思う。
普通に暮らしている分には大きな問題はなく、時折疲労が蓄積した際に爆発する以外はなあなあの付き合いができる痛みもある。うーん、普通の腰痛とかはそんな感じ(普通のって適当すぎるけど)。
反対に「返せる充てのない借金の利子」みたいな痛みもあって、それは日常生活を1日1日と過ごすほどに0.0001ミリずつとか0.0001グラムずつとか積もっていく痛みもあって、ストレスでしかなくてうっとおしくて悩ましい。
腰のすべり症は先天性だったので腐れ縁みたいな間柄だけど
今現在、付き合いをしてるのは足指の痛みと、手小指のへバーデン結節と、両手の腱鞘炎で右手より左手のほうが痛みの主張が強い。使いすぎてることが原因なのは分かってるから、同じくらいケアをするべきだけど、スポーツ選手ではないのでケアを日々のルーティンにできない。怠けている。サボっている。言い訳する口だけ動かしている。
痛み自体はうっとおしいから、
痛みについて書いてる文章は倍くらいうっとおしい。
痛みについて口を開くときは、上手くいってない恋愛ぐらい「分かってほしい」からだと思う。
分かってほしくて仕方ないけど、いちばんに耳を傾けてゆっくり話を聞いてあげなきゃいけないのは自分自身なのも知ってる。自分で自分の話を聞いて自分に質問して自分と方法を相談して、うまくいかなかったら自分をなだめてあげて、自分に「とりあえず今日はよく食べてよく寝て、また明日ね」って言ってあげなきゃいけない。
命にかかわる病じゃないのに大袈裟に聞こえても、痛みを持ってる人にとっては全然大袈裟じゃない。痛くない人には分かってもらわなくてもいいし、聞くのは嫌なら「うるさい」と言ってくれれば「うるさくてごめんなさい。でもお前人として全然優しくねえな」と心の中で整理整頓するので大丈夫。
いやー、ほんとにうっとおしい文章になってきた。
ちょっと点線を入れて、区切ってみます。
心のさけび終了。
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スポーツ系の整体で定期的に様子を見てもらったり
自分に合いそうなストレッチの動画を保存してあったり
お酒は控えめにしていたり
みんないろいろ対策はしているはずで
わたしもいろいろ細々とあるのだけど
ふと思い立った土曜日の午後、違う方法を試してみたくなりました。
胡瓜とミントを刻んで少量の小麦粉を混ぜて
ガーゼの内側に乗せたものを痛みの箇所に湿布して、アンダーラップ→テーピングでグルグルと。
どのくらい効果があるのかは気にしない。
ただ、日々のケアからすこし余所見をしていることが楽しくて
何よりルーティンが大事なのだとしても、息抜きや気分転換も自分にしかできない気がしたのでした。
息をするように痛い痛いと口に出してしまう日もあるけど
これからまだ何十年と使い続ける身体だから
身体よ、今日はお休みで時間もあるからお前の悩みを聞いてあげるよ。
ということになったお話。
みんなの痛みもすこし和らぎますように。