恋とおやつ手帖


PROFILE

ばんばりえ

主婦ときどきライター。
ご近所専門オーダーメイドケータリン
グ『キッチンよもぎ食堂』を主宰。お
教室に習いに行くほどプロレスに夢中
な40代を過ごしています。好きなおや
つはブッセ、うにせん、麦チョコ。好
きなごはんは蕎麦と白米とピーマンの
肉詰め。好きな場所はお布団の中。
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さくいん
何度でも帰ってくる
規則的にシューシューと音を立てる酸素吸入器や、廊下から漏れる非常灯の緑色は、わたしにとって「安心」を意味するもの。

勿論ひどい状況になったから、病院に担ぎ込まれている訳だけど、家や仕事場、公共施設で体調の悪さを抱えている時よりは何倍もラク。自分の体を自分で支えなくていいし、明日の体調を不安に思いながら寝なくてもいい。ついでに明日の仕事の心配もしなくていい(入院中に電話をかけまくり謝る羽目にはなります)。

廊下から漏れる灯りが見える段階で、そこは一般病棟。「ああ、もう大丈夫だ」が最初にこぼれる感情です。多分、その時のわたしの目は仏のごとく穏やか。

そんなある意味たいへんな記憶の中に安らぎがあって、夜見かける病院の寂しそうな明かりは、とても親しい友人のようだったりします。

何度救急で担ぎ込まれても、帰ってこれているから、こんな風に思える。ひどく病弱なのに地力があるらしく、何度でも帰ってきます。帰ってこなかった友人もいて、帰ってくる自分がいて。そこには意味はなくて。

でもまあ、帰ってきたから治験にも参加できるという話。

明日は金曜日。
| - | 01:35 | trackbacks(0) |
今日の福20171104
3代目元保護犬、チワワ、福。
一緒に暮らし始めて4年が経ちました。

犬と暮らして18年。

当初は何も理解していなかった振り返ることの多いこの頃。1代目のシーズー・チュウが笑っちゃうほどエキセントリックな性格だったせいもあり、雑な扱いしてました。



代々の中で誰よりも大きな寝床をもらってる福。20年使った薄い羽布団を折ったもの。同じくお下がりの二つ折りマクラで囲まれてる。



お下がりで優雅な睡眠ライフ。
ついてるね、君。

起こさないと起きないのは代々同じ。なぜみんなが飼い主を起こしにかかったり、新聞をくわえて走ってこないのですか?(新聞とってないけど)
| かわいいもの | 08:30 | trackbacks(0) |
来世はバンドマンに生まれ変わりたい
音楽や映画がなくても生きていけるわたしは、かといってお笑いやディズニーに詳しいわけでもなく、本の虫でもオタクでもなく、どのグループからもあぶれてしまう。

今年「ラ・ラ・ランド」を観たら、どの現場にも溶け込めたので、共通の話題になるヒット映画は押さえておくべし!と手のひらにメモしたのに、あっという間にその情熱もメモも消え、気付けば映画も遠くなり…。

人と共有できないというのは、個人的な欠陥の問題だと分かってはいるのだけど、もしももしもと考えてしまうのは昔から同じことばかり。



生まれ変わったらバンドマンになろう。


喧嘩もするけど、みんな居ないと困る。そんな輪の中に入るのだ。演劇もいいけど、4〜5人というサイズがいいよね。

来世は仲の良いバンドマンで、神様宜しくお願いします。
| - | 02:20 | trackbacks(0) |
こどものきもち
うちには小さな犬が一匹いて それは三代目の犬で どのこも大人になって来たので みんなの仔犬時代を知らない。
「いちばん可愛い頃」 という名の幼い頃のことを 「きっと兄弟に顔を踏まれて寝てた」 「一番最初に産まれて変な声で鳴いた」 など、想像して今の頭を撫でる。
子供を産まなかったので 乳児の柔らかな体温や あれこれを知らない。 5歳から子供時代の記憶があって 幼稚園時代 小学生時代 中学時代 長年子供をやっていたので 母の気持ちは分からぬが
子供の気持ちはまだ覚えてる。

話を無視されてる時
怒られてるっていうかキレられてる時
我慢の限界をないがしろにされてる時

目の前で見るのけっこう苦手。
子供に加勢したら、子育てしたことないくせにって言われちゃうけど
違うよ、子供先輩として代弁なんだよ
と反論できたらよいのになー。

| - | 00:35 | trackbacks(0) |
90歳のルクルーゼ
エッグタルトを買いに代々木公園に来たからと、一応立ち寄る店は黄魚さん。



作家ものの皿とヴィンテージの鍋を売ってる。鍋はヴィンテージしか売ってない。眺める分には素敵だけど、古い鍋って大抵重い。

故に買うもんじゃないと思っていたわけです。恋なんて結構と思っている時に降ってくるもので、お目当のない時に入った洋服店のほうが出会いがあるわけで、買うもんじゃないと思ってる鍋も危険だった…。



カラフルな琺瑯引きが人気のルクルーゼが琺瑯スタイルになる以前の、鉄の塊。
90歳の鍋。
うっかり我が家に。


現在のルクルーゼ同様にゴハンを炊くのが得意ということで、ちょっと良い夕食食べたい時に炊き込み御飯などに使ってます。

12分で炊ける。

90歳で、12分。

すごいな、働き盛り。

| - | 15:40 | trackbacks(0) |
ボランティア活動の悩ましい問題
保護犬を飼っている。
17年で今3代目。
要らないよって言われてる命があるんだよね、犬も猫も人間の男の子も女の子も。凄い世界だなーと思って、そうじゃない世界に住みたくて、保護犬を飼っている。

子育てし損ねたけれど、要らないよって言われてる子供がいるなら子供を産むのはやめて養子を迎えようと思っていた。犬より敷居が高くて、いつまで悩むか分からないからモンゴルの女の子を支援することにして8年くらい。

モンゴルの女の子にはあまりマメに手紙は書いてなくてお誕生日カードも遅れちゃって、日々少し反省する。

犬猫のシェルターのお散歩とお掃除ボランティアに行ってみたけれど、続かなくて、言うほど熱意がないのだと反省する。

さて。
何もやってない訳じゃないのにね。

でも、出世欲や物欲と同じように、気持ちの中だけでは足りない足りないと思ってしまうもんなんだな。
お店に素敵な商品がたくさん並んでいるのを見るように、世の中にたくさんある悲しみと目が合ってしまう。ああ。

悲しみを刈り取る作業なんて際限ないと知りつつ、寝る間も惜しんで動いている人たちがいて、寝ていてごめんなさいと思うわたしがいて、それってドッチもほんとは変なの。

ほんとは変だって知ってほしい。

まずはそこから。
| 人生とか | 02:45 | trackbacks(0) |
生活におけるアイスチャンス
アイスがだいすき。

コンビニに行くと必ず、あの冷え冷えの大きな什器をのぞく。カップアイス、キャンディーバー、ピノ、モナカ、高いカップアイス、コーンアイス。

のぞくけど、なかなか買わない。

最近のご贔屓コンビニはミニストップだから、季節のソフトクリームのパネルも眺める。

眺めるけど、なかなか買わない。

駅の向こう側に31アイスクリームがあって、空手道場の帰りは寄って行こうと毎週思うのに、躊躇って帰ってきてしまう。

商店街には日本茶ソムリエのいる老舗お茶店があって、素晴らしく濃厚な抹茶ソフトクリームがある。夏でも冬でもいつでもあるのに、揺れるノボリを横目に通り過ぎてしまう。


アイスがだいすきなのに、いつからかアイスチャンスの少ない人生に突入してしまった。ライフスタイルの変化。マイ ライフスタイル ワズ チェンジ。

アイスが食べられないんです、好きなのに。と、カウンセリングでも受けたら色々といらぬ過去を掘り返されて、病名がついてしまうかもしれない。アイスから手繰る病。
それはいらないので、少し寂しいけれどアイスチャンスのないライフを今は受け入れるつもり。

しかし、そう考えると17iceはちょっと身近い。あの、どこにもない特別な形状がそそる。ボタンを押すと出てくるワクワク感が足を立ち止まらせる。電車の待ち時間や帰りの徒歩時間のお供を想定した「買い食い以外あり得ない」ところも、なんだかとってもいい。

人の動きと共にあるアイス、17ice。
いや、他のアイスもみんなだいすきです。
| あまいもの | 23:12 | trackbacks(0) |
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